
「え、パワポで動画って作れるんですか!?」



「うん、わざわざ動画編集ソフトを使わなくてもOK!」



「でも、なんか難しそう…アニメーションとか怖い…」
「最初はみんなそう。でも、クリックで動かす資料を作って、そのまま動画として保存するだけでも立派な“動画資料”になるよ!」
PowerPointは「スライドでプレゼンするだけ」の時代を超えて、SNS投稿やYouTube用の簡易動画まで作れちゃう万能ツールです。今回は、初心者でも迷わず作れる“動くパワポ資料”を動画に仕上げる方法を、共感あるある&TIPS満載で紹介します!


- パワポだけで動画資料を作る方法
- アニメーションと音声の基本操作
- 動画ファイルとして保存する方法(MP4)
アニメーションで“動きのあるスライド”を作ろう
アニメーションは、スライド内のテキストや図形に動きをつけて、視覚的に「伝える力」を高める機能。上手く使えば、パワポだけで“動画っぽい”演出が可能になります。
テキストや図形をアニメーションで動かす
パワポ初心者の壁、それが「アニメーションの沼」!でも、使うのは基本の「フェード」だけでも十分伝わります。まずは自己紹介スライドを動かす練習から始めましょう。


- アニメーションをかけたいオブジェクトをクリック
- 「アニメーション」タブ →「フェード」を選択
- 「開始」→「クリック時」に設定
- 表示順を「アニメーションウィンドウ」で調整
アニメーションのタイミングを調整して自然に見せる
「全部一気に出てきてびっくりされた…」はあるある失敗談。タイミング設定を丁寧に調整するだけで、グッと見やすい動画に変わります。


- 「アニメーションウィンドウ」を開く
- 各項目の右側で「開始方法」と「継続時間」を設定
- 「前の動作と同時に」でテンポ良く表示
- 「継続時間」でスムーズさを調整(0.5〜1.0秒がおすすめ)
スライドをMP4動画で書き出そう
動きをつけたスライドは、PowerPointからそのままMP4形式で動画として書き出せます。別ソフト不要で、YouTubeやTeamsでもそのまま使える動画資料が完成します!
スライドショーを動画として保存する
完成したスライドを「動画にする」機能は、実はボタン1つでOK。BGMやナレーションを入れれば、さらにプレゼン力UP!


やり方(Windows/Mac共通)
- 「ファイル」→「エクスポート」→「ビデオの作成」
- 画質は「フルHD(1080p)」がおすすめ
- 「各スライドの表示時間」を設定(目安:5〜7秒)
- 「ビデオの作成」をクリックし、保存
画像をクリックするとGIFで動きが確認できます。
音声やBGMを入れて動画っぽさを演出する
静かなスライド動画はちょっと物足りない…。そんな時は、ナレーション録音やBGM追加でプロっぽく仕上げよう!
やり方
- 「スライドショー」→「スライドショーの記録」
- 自分の声でナレーションを録音(マイク必須)
- BGMを入れるときは「挿入」→「オーディオ」→「PC上のオーディオ」から追加
- 音量は控えめ(30〜50%)に設定すると◎



「録音したら自分の声が変で爆笑されました…」



「あるあるすぎ!でも逆に“自分らしさ”が出て、印象に残るよ。
滑舌が心配なら、テキスト読み上げソフトで代用もアリ!」
フェードインに音楽をつけたものがこちらです。
背景は白色ですが、音楽の挿入のように
短い動画を挿入して、テキストを入れていくような
ものであればSNS用にも使えますね。
PowerPointは、ただの“スライドソフト”ではなく、実は誰でも「簡単な動画」を作れる隠れた編集ツールです。
最初は「アニメーションをつける → MP4に書き出す」だけでもOK。
発表資料・社内報・YouTube用など、さまざまなシーンで活用できます。
失敗しても大丈夫、スライドならやり直しも簡単!
脱・初心者の第一歩として、まずは“動く資料”を作って動画にしてみましょう。
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