【初心者脱出】COUNTIF関数で“件数”をサクッと数える!実務で使える例5つ

Excel初心者だった頃、「この条件に当てはまる件数を数えて」って言われて、正直フリーズしました。

「え、目で数えた方が早くない?」と思ったのは、私だけじゃないはず。

でもそれ、全部COUNTIF関数で一発解決です。
今では、上司に頼まれる前にサクッと件数を出して「お、気が利くね」って言われるようになりました。

この記事では、COUNTIFの基本から、実務でよく使うパターンまで完全網羅。

納得 この記事で分かること
  • COUNTIF関数の基本構文と意味
  • 「特定の文字列」の件数カウント法
  • 空白・未入力セルの数え方
  • 「以上・未満」の条件で数える方法
  • 応用編:部署別、日付別の集計技

目次

COUNTIFの基本をおさらい

COUNTIF関数は「条件に一致するデータの件数を数える」魔法の関数。使い方がシンプルなので初心者にもやさしい関数です。

条件付きで件数を数える方法

「合格」「未完了」など特定の文字をカウントする

会議の出欠や業務の進捗など、「○○と入力されたセルはいくつ?」と聞かれたときに活躍。
たとえば「完了」と記載された行の数だけ知りたいときはこの方法。

やり方

  • セルに =COUNTIF(B2:B100,"完了") と入力
  • 範囲は自分のデータ列に応じて調整
  • 英語の場合は "Completed" などに置換

数値で「80点未満」かつ「10個未満」を数える

「80点以上の人は何人?」みたいなときに便利。比較演算子(>=, <=)も使えます。

やり方

  • =COUNTIF(C2:C100,"<80") ← 80点未満
    • 80点以上であれば=COUNTIF(C2:C100,">=80")
  • =COUNTIF(D2:D100,"<10") ← 10個未満

さらに両方の条件を満たす場合をカウントする際は

  • =COUNTIFS(C2:C100,"<80",D2:D100,"<10")
新人君

「COUNTIFで“完了”って書いたのに0件!? あれ、全角スペース入ってた…」

筆者

スペースや余計な記号は TRIM() や CLEAN()で削除し
条件文字列は、引用符 "" を忘れずに!


空白や未入力データを数えたい!

空欄も立派なデータ。未入力のまま放置されたセルを拾い出したいときもCOUNTIFでOK。

空白・未入力セルの件数をカウントする

空欄のセルを数える(チェック漏れ対策)

アンケートや入力フォームで「空白のままのセル数を把握したい」ときに便利。

やり方

  • =COUNTIF(E2:E100,"") ← 空白セルの件数

「未入力」と表示させたい時の一手間

見栄えを良くしたいときに、空白数と合わせて「未入力件数:○件」と表示も可能。

やり方

  • ="未入力件数:"&COUNTIF(E2:E100,"")
新人君

「空白セルの数が合わない…実は“スペースだけ入力”されてた罠」

筆者

入力規則で無記入制限 or プルダウン強制が安心


日付や部署ごとに件数を出したい!

条件付きでグループ別に集計したいとき、COUNTIFは「指定した値ごと」にカウントしてくれます。

グループ別に条件でカウントする

部署名「営業部」の人数を数える

名簿や組織表で部署ごとの人数集計に便利です。

やり方

  • =COUNTIF(B2:B100,"営業部")

指定日以降のデータ件数を数える

提出期限のチェックや、最近の登録数を知りたい時に便利。

やり方

  • =COUNTIF(C2:C100,">=2024/04/01")
新人君

「日付のCOUNTIFがうまく動かない!と思ったら、シリアル値…だと?」


「あいまい検索」で柔軟にカウント!

完全一致じゃなく「含まれている」「○○で始まる」など、柔軟に検索したい場面でもCOUNTIFは頼れる存在です。

ワイルドカードを使ったあいまい一致

「さん」で終わる名前を数える

氏名データの中で敬称がついた名前だけを抽出したいとき。

やり方

  • =COUNTIF(A2:A100,"*さん")

特定の単語を含むコメントの数を知りたい

「遅い」「改善してほしい」などクレーム系のワードが含まれるレビュー数を数えるときに使える。

やり方

  • =COUNTIF(B2:B100,"*遅い*")
新人君

「“ * ”って何!?関数の中で急に謎の記号が出てきてパニック!」

  • 筆者のTips
筆者

* は「任意の文字列」・? は「任意の1文字」
LIKE 的な使い方ができるのが魅力


まとめ

COUNTIF関数は、シンプルな構文で「条件に合う件数」を一発で出せる初心者の味方。

特定の文字や数値だけでなく、空白・日付・あいまい検索にも対応でき、実務での出番はかなり多めです。

「ちょっと集計しておいて」と言われても、もう怖くありません。この記事を参考に、明日から“件数カウントの達人”として一歩前進しましょう!

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