【エクセル超初心者向け】Excelの使い方⑥ オートフィル機能の使い方と時短ワザ

「毎月の売上データを手入力してたら日が暮れる…」

そんな経験ありませんか?私も新人時代、ひたすら日付や数字を入力していて「もっと楽な方法はないのか?」とググりまくった記憶があります。

そこで出会ったのが【オートフィル】という神機能!
単なる「コピーの延長」ではありません。日付の自動入力や法則性のある数列、関数の一括展開まで、使いこなせば時短&ミス防止の心強い味方です。

本記事では、パソコンが苦手な人でも安心して使えるよう、Windows・Mac両対応でステップ解説。画像の挿入タイミングもご案内します!

この記事で分かること
  • オートフィルの基本的な使い方(Windows/Mac両対応)
  • 日付や曜日を一瞬で入力する方法
  • 数式や関数の自動展開のコツ
  • オートフィルオプションの活用法
  • 入力ミスを防ぐ実践テクニック

目次

オートフィルの基本操作をマスターしよう

ドラッグでコピーしてみよう

セルの右下にある「小さな四角(フィルハンドル)」をドラッグすると、隣や下のセルにデータをコピーできます。WindowsでもMacでも操作は同じ。まずは文字や数字の「コピー」から始めてみましょう。

オートフィルの自動認識

数字「1, 2」を並べて選択してドラッグすると、「3, 4, 5…」と自動で増やしてくれます。

法則性がある場合はExcelが自動で察知。Mac版でも同様に可能。

※画像:数字が自動で増えていくGIFを入れると効果的


日付や曜日も一瞬で入力できる

日付の連続入力

「2025/4/1」と入力してドラッグすれば「2025/4/2, 4/3…」と自動で続いていきます。月末処理にも大活躍!

曜日の連続入力

「月」と入力してオートフィルすると「火、水、木…」と自動展開。日報やシフト表づくりにも便利です。Macでも同様の動作でOK。


数式・関数も一括入力しよう

関数のオートフィル展開

「=A1+B1」のような関数も、下にドラッグすれば「=A2+B2, A3+B3…」と展開可能。ミスが減り、作業効率が爆上がり!

相対参照と絶対参照

オートフィルを使うと数式の参照が変化します。
F4(MacではCommand+T)で「$A$1」のように固定すると崩れません。

gif画像の中で、オートフィルを実行した際に
VLOOKUP関数の検索値に列の絶対参照をつけない場合、つけた場合を表示しています。

オートフィルやコピーで$マークをつけない場合は検索値の列がBからC、Dにズレてしまうので結果が#N/Aとなってしまいます。これを相対参照といいます。$をつけた場合は結果が「商品N」と表示されズレが発生しません。これを絶対参照といいます。


オートフィルオプションを使いこなす

オートフィル後の「オプションボタン」

ドラッグ後に出る小さなボタン(右下)から「値のみコピー」「書式だけコピー」など選択可能。特に複雑な表で重宝します。

オートフィルオプションが出ないときは?

表示されないときは「ファイル>オプション(MacはExcel>環境設定)」からオートフィルの設定を確認しましょう。


データ入力の「あるあるミス」を防ぐ

意図しないコピーに注意

オートフィルで書式までコピーされることも。例えば「罫線」や「色」が一緒にコピーされると表が崩れがち。オプションで調整しよう。

空白セルへのフィル注意

フィル対象に空白があると動作が止まる場合あり。データを詰めてから使うのがベストです。


応用テクニックで差をつけよう

ユーザー定義リストの活用

「営業部」「経理部」など独自の並び順をオートフィルに登録することも可能。「ファイル>オプション>詳細設定(Macは環境設定>ユーザー設定リスト)」で設定できます。

画像をクリックすると大きくできます。

一括で複数列に展開

Ctrlキー(MacではCommandキー)を押しながら複数列選択で同時にオートフィル可能。
大量データの処理に役立ちます。


まとめ

オートフィルは「ただのコピー」ではありません!日付の自動入力、関数展開、入力ミスの防止まで、Excel初心者の大きな味方です。まずはコピーから、次に数式、最後はオプションまでマスターしていけば、あなたも時短マスターに。

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