【全店一時休業って株価に影響ある? 】ゼンショーの異物混入について株価の動きは?

牛丼チェーンのすき家が全店一時休業を実施しました。​この決定は、立て続けにおきた異物混入を受け、全店が清掃などのために4月4日の9時まで閉めるようです。これは創業以来初めての事態だそうです。

実際に、近くの店舗を覗いてみましたが(近くを通っただけですが)、入り口からビニールが貼られコロナ時の際の消毒のような感じで一斉清掃といった感じでしょうか?

異物混入事件が企業に与える影響

異物混入事件は、企業の信頼を大きく損ない、株価にも影響を与える可能性があります。特に食品業界では、消費者の安全意識が高いため、異物混入は企業のブランドイメージ低下や業績悪化につながり、投資家の信頼を失うことで株価下落を招くことがあります。企業は、異物混入の原因究明と再発防止策の徹底、迅速な情報開示を通じて、信頼回復に努める必要があります。

昨年起きた森永製菓の例を挙げると

昨年、6月28日に森永製菓は、「マンナボーロ」の自主回収を発表。21日に購入者から商品の袋の中に異物が混入しているとの指摘があり、検査でネズミ類のふんとみられる物が混入されていたと発表しました。さらに、7月9日にはネズミのふんが混入した原因を特定し、発表している。

この時の株価の推移を見てみると

今や過去なので、その時の状況はわかりませんが、自主回収発表から原因特定、対策を講じるまでが早かったため株価が急上昇する転換点になっているように見えます。

では今回のすき家の件はどうでしょうか?

ここで気になるのが、牛丼チェーン「すき家」の動向です。

ゼンショーHDは3月29日に、1月の異物混入に続いて、3月28日に東京でも異物混入があったことを受けて、約1970店を一時休業して、徹底清掃すると発表しました。

この時の株価の動きを見てみると

28日の権利落ち日には余り落ちていないですが、今回はトランプの件もあり株式全体が落ちているので余り影響がなかったような感じとなりました。4月1日も他の銘柄と同様に、はじまりは上げで、徐々に落ち着いていくといったローソク足となっております。

投資としての視点

全店休業は短期的な売上減少を伴うものの、従業員満足度の向上やサービス品質の改善といった長期的な利益をもたらす可能性があります。​今回、YOUTUBEでこの件を挙げている方もゼンショーHDのワンオペや企業体質を述べているものもあったので、これを機会に色々改善されると良いですね。

まとめ

異物混入や全店休業と聞くと、「売上が減る → 株価が下がる?」と考えがちですが、深掘りしてみると企業の誠意ある対応をみて株価の上昇やイメージ向上につながる場合があるようです。企業の戦略を理解し、その影響を分析することで、投資のチャンスに行きたいですね。

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