Excelで表や資料を作るとき、「なんとなく見にくい」「強調したい項目が目立たない」と感じたことはありませんか?実はその原因、多くが“文字の書式設定”にあります。フォントの種類やサイズ、色、配置を少し変えるだけで、同じ内容でも驚くほど見やすく、伝わりやすくなるのです。この記事では、Excel初心者でも今日からすぐに使える書式設定の基本操作を、実例とともにわかりやすく解説します。見た目の印象を改善することで、仕事のスピードも信頼度もアップ。ぜひ自分のExcel表をひと工夫してみましょう!
- 文字の太さ・色・サイズの変更方法
- セルの配置(中央揃え・右揃え など)
- フォントの選び方とおすすめ
- 実務でよく使われる組み合わせ例
書式設定の基本操作

文字のフォント、サイズ、太字、イタリック
1.フォントの変更

フォント名が記入されている横の
のアイコンをクリックすると各フォントのプルダウン(右図)が表示されますので変更したいフォントを選択しクリック。
2.テキストサイズの変更

フォントの横にある数字の
のアイコンをクリックすると数字が並んだプルダウンが表示されますので、サイズを選んでクリック。数値の横にあるA△、A▽でも数値をサイズを変更できます。
3.太字、イタリック、アンダーバー

③のBのアイコンをクリックすると、太字になります。
④のIのアイコンをクリックすると、イタリック文字になります。
⑤のUのアイコンをクリックすると、アンダーバーが記入されます。
取り消し線、上付き、下付き

セルを選択した際に、右クリックすると左図のプルダウンが表示されるのでセルの書式設定をクリックして開く。

セルの書式設定内のフォントのタブを選択する。(左図)
左下の文字飾りのチェックボックスに
チェックを入れるとそれぞれの文字修飾されます。
取り消し線は訂正のように表示を残したまま訂正する際に使用したり
上付きは22のような指数を表す際、下付きもH2Oのような記号を表す
際に使用されます。

セルに罫線を引く

⑥のアイコンの横の
をクリック。左図のプルダウンが表示されますのでセルの周りのどこの罫線を引くかのアイコンをクリックするとセルの周りに罫線が表示されます。
セルの色や文字の色を変更する


セルの色を変える場合は⑦、
文字の色を変える場合は⑧のアイコンの横の
をクリックすると右図のようなカラーパネルが表示されますので、変えたい色をクリックします。
文字の配置を変更する

文字の配置を変える場合はフォントなどの横にあるアイコン(左図)から変更します。
上揃え、上下中央揃え、下揃えなどや左揃え、文字列中央揃え、右揃えなどの配置を変えるものや縦書きなどの文字の文字列の方向を変えることができるアイコンが並んでいます。

ここでは文字やセルの装飾や色の変更をやってみたよ



見やすい表組みする際には、いろいろ調整しないといけないんだね



ここでは、初心者向けのエクセルの基礎として
覚えておくことを話しました
文字の書式設定は、Excelの見た目と伝わりやすさを左右する大事なポイントです。太字や色、配置を少し工夫するだけで、資料の印象は大きく変わります。今回ご紹介した基本操作を活用すれば、誰でも簡単に読みやすい表を作ることが可能です。まずは一つ、実際の表で試してみてください。
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